ヒルトンダイアモンドエリートへの最短ルート2021 | 特典内容や達成条件も解説
ヒルトン・オナーズの最上位エリートランクである、ダイヤモンドエリートをなるべく早く安く達成する方法を紹介します。
これからヒルトン修行をされる方はぜひ参考にされてみてください。
ヒルトンダイヤモンドの主な特典一覧
- 会員向け割引保証(2〜10%)
- 宿泊ボーナスポイント+100%
- Wi-Fiプレミアム
- レイトチェックアウト(時間はその時による)
- アーリーチェックイン(時間はその時による)
- 5連泊目が無料
- アップグレード(1ベッドスイートまで)
- 朝食無料
- 無制限のマイルストーンボーナス
- エグゼクティブラウンジの利用
- 48時間客室保証
ヒルトンゴールドエリートとの大きな違いは、
- ラウンジ利用
- アップグレード対象の部屋ランク
- 48時間客室保証
特にラウンジ利用は特別な空間に加えてお酒や軽いビュッフェを自由に楽しめる、嬉しい特典です。
ヒルトンダイヤモンドの基本条件
- 1年間に30滞在
- 1年間に60宿泊
- 1年間に12万ベースポイントの獲得
12万ベースポイントの獲得は大変なので、基本的に30滞在を目指すことになります。
2021年は後述のとおり、滞在数が例年の半分で達成可能になっています。
ヒルトンダイヤモンドエリートになる方法一覧
まず、ヒルトンダイヤモンドエリートになる方法を整理してみると、方法としては以下のとおり。
- 宿泊実績を積み上げる(例年)
- 宿泊実績を積み上げる(2021年)
- ステータスマッチ
- ヒルトンアメックスプレミアムカードの特典
それぞれ解説します。
宿泊実績を積み上げる(例年)
最も基本的な達成条件です。
- 30滞在
- 60泊
- ポイント
のいずれかを達成することでダイヤモンドエリート資格を得られます。
宿泊実績を積み上げる(2021年)
2021年はコロナの影響で、条件が緩和されています。
- 15滞在
- 30泊
- ポイント
と例年の半分の条件でクリアできるんです。2021年は滅多にないチャンスであり、matatabiが重い腰を上げた理由でもあります。
ステータスマッチ
別のホテルチェーンのゴールドエリートランク以上を保有する方が対象で、無料で90日間のゴールドエリート資格をもらえます。
さらに以下の条件を達成すると、2023年3月までエリートランクが延長されます。
- ゴールドエリート:90日以内に5泊
- ダイヤモンドエリート:90日以内に9泊
このように、コロナの状況を鑑みて、たった9泊でダイヤモンドエリートを達成できるプランになっています。
他ホテルチェーンのエリート資格を持っていない方も、まずそちらを取得したほうが結果的に有利です(後述)。
ヒルトンアメックスプレミアムカードの特典
最後に、ヒルトンAMEXをプレミアムカードをつくり、200万円以上決済することでダイヤモンドエリート資格が付与されます。
カードスペック
- 年会費66,000円(税込)
- お買い物ポイント3%(ヒルトンポイント)
- ヒルトン系列の予約に利用すると7%に増額
- 入会のみでゴールドエリート資格
- 年間200万円以上の決済でダイヤに昇格(決済確定から3ヶ月後)
- 3ヶ月以内に30万円以上の決済で30,000ボーナスポイント付与
- HPCJ 初年度年会費無料
- カード更新で無料宿泊券1泊分
- 年間300万円以上の決済でさらに宿泊券1泊分追加
年間200万円以上利用する方にとっては良いカードです。
ヒルトンダイアモンドエリートを効率的に達成する方法を比較
上記のパターンを比較して、効率的にヒルトンダイアモンドエリートを取得する方法を整理します。
例年の条件は省略し、2021年版となります。また、ポイントで積み上げるのは明らかに費用対効果が悪いので省略します。
滞在/宿泊日数で比較
- 宿泊実績積み上げ:15滞在/30泊
- ステータスマッチ:9泊
- ヒルトンAMEXプレミアム:特になし
ステータスマッチは9「泊」。つまり連泊もカウントされるので有利ですね。
費用で比較
1泊平均20,000円としましょう。また1滞在につき1泊で計算します。
- 宿泊実績積み上げ:20,000円×15滞在=30万円
- ステータスマッチ:20,000円×9泊=18万円
- ヒルトンAMEXプレミアム:200万円決済
ステータスマッチが有利ですね。
他ホテルのステータスを新規取得する場合
以下の2ブランドでは、即時ゴールドorプラチナエリートになる方法があります。まずはそちらを取得した上で、ステータスマッチに申し込むことになります。
- マリオット ゴールドエリート:SPG AMEXを取得(年会費34,000円)
- IHG プラチナエリート:インターコンチネンタルアンバサダー入会(年会費200ドル)
※個人的にはSPG AMEXがおすすめです。紹介制の入会キャンペーンで39,000マリオットポイント(1Pは0.7〜1.4円程度の価値)が付与されるからです。
ステータスマッチ申請のためには元のホテルでの宿泊証明が必要なので、1泊する必要があります。ざっくり1泊2万円とすると、必要経費は以下のとおり。
- マリオット ゴールドエリート:54,000円
- IHG プラチナエリート:42,000円(1ドル110円)
上述のステータスマッチの費用感18万円に上乗せされますが、それでも普通に宿泊実績を積み上げるよりかなり安いです。
以上の比較からステータスマッチを利用するのが正解であることがわかりました。
さらに安くダイヤモンドエリートを達成する方法
ここからは、ステータスマッチでダイヤを目指すにあたり、宿泊料金をさらに安くする方法を紹介します。
HPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)
宿泊料金やレストラン食事代が割引される会員サービスです。
HPCJの特典内容
- 宿泊料金25%オフ
- レストラン食事代20%オフ
- 宿泊割引券1万円分
- 年会費25,000円
初年度年会費、実質15,000円で宿泊料金が25%オフ。単純計算で6万円以上(3泊前後)利用するなら入ったほうがお得になります。
もっとも、ヒルトン・オナーズメンバーになるだけで公式予約が2〜10%オフになるので、差し引き20%前後の割引という感覚ですね。
ダイヤモンドエリートを取るために9泊する必要がありますから、HPCJに入らない理由はあまりなさそうです。
連泊ボーナスポイントキャンペーン
2021/9/6まで開催しているキャンペーンで、連泊するとボーナスポイントがもらえます。
- 1泊・2泊:ポイント2倍(ボーナスポイント+100%)
- 3泊以上:ポイント3倍(ボーナスポイント+200%)
非常にお得です。キャンペーンページでエントリーが必要なので忘れないようにしましょう。
詳しくはこちらもご覧ください。
https://matatabi-wt.com/entry/hilton-point-campaign
ステータスマッチで9泊するにあたり、3泊×3滞在に分割するとポイント3倍になるので最効率です。
まとめ
ステータスマッチを利用すると、9泊という少ない宿泊数で効率的にヒルトンダイアモンドエリートを取得できます。
他ホテルのエリートランクを持っていない方は、
- SPG AMEX
- インターコンチネンタルアンバサダー
のいずれかに申し込むことで、簡単にゴールドエリートランクを取得できます。そこからステータスマッチを申請する形ですね。
また、宿泊するにあたっては、
- HPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)
- 連泊ポイントボーナスキャンペーン
を利用し、割引やポイントボーナスをつけることができお得です。
2021年はダイヤモンドエリートを取得する絶好の機会なので、検討されてみてはいかがでしょうか。